先生とあそぼ
「・・・なんかさ、バレたら一緒にいられなくなっちゃうんじゃないかなぁ・・・
って心配になってさ・・・」


今思っていることを素直に凛に話すと、凛はおれをそっと抱きしめてきた。



「ふぅん、素直じゃねぇか。

でも大丈夫だ。絶対にバレない」




「・・・・・・その自信はどこから来るんだよ」


目線を上に上げ、凛を睨みつけるように見る。



相変わらず自信満々だなぁ・・・。



「それに、バレても俺はお前と離れる気はねぇしな」



「う・・・っ」



そんなこと言うなんて反則・・・っ。



おれは恥ずかしくなって、凛から目をそらすと・・・。



「なに?ときめいちゃった?」



ニヤニヤ笑いながらおれを見下ろしてきた。




くっそー!これだから長身はっ!




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