【連作】腐女子におくる迷作童話集1
しょうたいじょう
そんなある日。

この国の王子様が、言いました。

「宮殿に、国中の美男子をあつめよ」

王子様は、宮殿での生活にあきあきしていたのです。

「一番美しいものを、俺の付き人にする」

王子様の宣言に、国中が沸き立ちました。
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