【連作】腐女子におくる迷作童話集1
それから、しばらくの月日が流れました。
相変わらず、シンデレラの朝は、お父さんの優しい抱擁から始まります。
「おはよう、シンデレラ。お前は今日も可愛いね」
「そんなこと、思ってもいないくせに……」
シンデレラは、目をそらして、そう言います。
ところが。
「いいや、君は本当に可愛いよ」
突然、2人の世界に、別の声が割り込んできました。
相変わらず、シンデレラの朝は、お父さんの優しい抱擁から始まります。
「おはよう、シンデレラ。お前は今日も可愛いね」
「そんなこと、思ってもいないくせに……」
シンデレラは、目をそらして、そう言います。
ところが。
「いいや、君は本当に可愛いよ」
突然、2人の世界に、別の声が割り込んできました。