Boyz school“カラフルな不良校”

「何笑ってんだよ!?」

怒りに満ちた声がアタシの頭の上を
通っていった

笑いが表に出てしまったんだろう
気づかれてしまったなら仕方ない

「アタシ、粋がってないよ?っつーか、
髪の毛は自慢じゃないし?勝手に決め付け
ないでいただけます?
思い込みが激しいんだね?
大体その髪、痛みすぎ。
いったいどんなていれしてんの?
あとそのメイク、やま●ばメイクだよね?
正直言ってキモイ…
今時流行んないよ?
吐き気するからその顔アタシの前に
出さないで」


言い終わった瞬間、一人の奴がアタシの胸倉
を掴んできた

「んだと…ッ!?!?貴様今なんて…!?」

「貴様じゃねぇよ。アホ。
つかマジその顔キモイ。
やま●ばそっくり。離せ。」

そう言って奴の手を振り払った

今まで思い通りにやってきたから
逆らわれたことに驚いてるんだろう

アタシは誓う
絶対こいつ等の思い通りには
ならない





< 6 / 15 >

この作品をシェア

pagetop