イジワル少年はあたしの彼氏
*文化委員会の出来事
「おはよ〜。みい!」
「あっ、おはよ!!!梨子!!今日も可愛いね〜!メイク変えた ?ねっ、変えたでしょ!」
「……………………何かあった?」
朝からハイテンションの私に、怪訝そうな顔をして梨子が訪ねた。
「あはは〜。水原みい15歳、昨日きっぱり振られました〜!!」
梨子は何も答えなかった。
ただ、あたしをじっと見つめていた。
「そりゃそうだよね〜。何か自分ひとりでうかれちゃって、ばかみたいじゃん?」