イジワル少年はあたしの彼氏


う、そ………。


あたしは、その場にへなへなと座りこんだ。


アイツの切ない顔がまるで走馬灯のように思い出される。



あたしは、もう自分の気持ちが本当に、本当に分からない。


あたしは川村先輩が好きなはずなのに、どこか頭のすみっこにはいつもアイツがいる。





< 84 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop