今でもあなたを愛してる。
時間はもう2時だった。
普段なら寝ている時間。
それが今日はまだ隼人と一緒。


そのことが私をハイテンションにしていた。
『綺麗な所で初日の出、見たいなぁ』
思わず勢いで言っちゃった。

だけど、2人とも免許も持っていないから、こんな時間からじゃ、初日の出見えるような場所には行けなかった。


「来年、一緒に行こう」

『約束だよ』

「おう、まかせとけっ」

ちょっとガックリした私だったけど、来年隼人と行けると思うと、嬉しかった。
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