今でもあなたを愛してる。
河原に着いたのは、待ち合わせのまだ20分前だったが、隼人はもう来ていた。


『ごめんっ、おまたせ』


「何も待ってないよ」
そう言った隼人は、いつもの笑顔だった。


『久しぶり…かな?』


「あぁ、彩奈、痩せただろ?」


『そんなことないよ』
そう言った瞬間、視界が真っ暗になった。
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