今でもあなたを愛してる。
隼人が、抱き付いてきたのだ。
私は訳が分からず、抱き付かれたまま無言だった。


「やっぱ、痩せてる
ちゃんと食ってるのか?」



私は理解した。
あぁ、そう言うことだったんだ。
たまに隼人はこうやって、突拍子もない行動をするから、私はドキドキさせられる。


だけど、今日はこうしているわけにはいかない。
こうしている間に、私の決意が揺らいでしまいそうだから…
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