ハッピーデイズ
―――数ヶ月後。



「――翼!!一緒に帰ろ!」


「おうっ!」


俺と一緒に歩いているのは、なんと―――



長木なんです。


最近付き合いだした俺たち。


榊のことは、すっかり……とはいかないが、吹っ切れた。


「熱々だねぇ!」

「俺らの方が熱々だろ?」


声をかけてきたのほ榊と一ノ瀬。

相変わらず仲がいい。


複雑だが、いいかなって思えるようになった。


見ているとだんだんウザくなってきた。


「お前らの方が熱々でいいからさ!じゃあなっ!」



【完】


< 33 / 34 >

この作品をシェア

pagetop