白衣の悪魔に首ったけ
「えっと…その…」
「あ?」
こんなに近くで先生を見れるのはスゴく嬉しいんだけど…
スゴく幸せなんだ…けど…
先生のドアップが見れるってことは、あたしのドアップも先生に見られてるってことで…
昨日からの泣きすぎのせいで腫れぼったくなってる瞳を見られてるってことで…
「やっ!!見ない…で…」
「は?」
メイクで少しはごまかしてたんだけど…
間違いなく崩れちゃってるだろうし…
こんな土偶みたいな顔見られるのがハズカシくて…
泣いてたってバレたくなくて…
あたしは先生の胸に顔を埋めながら小さく呟いた。
瞬間、
「あっ…」
先生の白衣からはあたしの知らない香りがして…
いつもとは違って少しだけ甘い、
あたしとは違う香りがして…
この香り…
もしかしなくても…
あの人の香り…
だよ…ね…
由奈のおかげで取り戻しかけてたテンションが一気にふりだしに戻ってしまった。
「あ?」
こんなに近くで先生を見れるのはスゴく嬉しいんだけど…
スゴく幸せなんだ…けど…
先生のドアップが見れるってことは、あたしのドアップも先生に見られてるってことで…
昨日からの泣きすぎのせいで腫れぼったくなってる瞳を見られてるってことで…
「やっ!!見ない…で…」
「は?」
メイクで少しはごまかしてたんだけど…
間違いなく崩れちゃってるだろうし…
こんな土偶みたいな顔見られるのがハズカシくて…
泣いてたってバレたくなくて…
あたしは先生の胸に顔を埋めながら小さく呟いた。
瞬間、
「あっ…」
先生の白衣からはあたしの知らない香りがして…
いつもとは違って少しだけ甘い、
あたしとは違う香りがして…
この香り…
もしかしなくても…
あの人の香り…
だよ…ね…
由奈のおかげで取り戻しかけてたテンションが一気にふりだしに戻ってしまった。