白衣の悪魔に首ったけ
学校以外でも、
やっぱり…
先生は先生なんだね。
ちょっぴり偉そう…?
上から目線…?
まっ、まぁどっちでもいいんだけど…
俺サマちっくな態度も変わらない。
その、たまにしか見せてくれない素敵な笑顔も変わらない。
あたしの大好きな…
大きな手も変わらない。
………
どうしよう…
先生に頭ポンポンってされちゃった…。
先生に触れられたのって、あの日…
熱が出て、お姫様抱っこされた時以来で…
久しぶりだから…
顔が熱いよぅ…
ポンポンってされたのスゴく嬉しいのに…
うぅ…
こんな顔見られるのハズかしい…
あたしはバッと両手で顔を覆うと、その場に勢いよくしゃがみこんだ。
がっ、
「オイっ!!聞いてんのか?コーヒーと灰皿。」
先生はどこまでも“先生”で…
「ヤダッ!!見ないでぇっ!!」
「は?坂下…お前、頭大丈夫か?…ってか、大事な大事なお客様ほったらかして顔赤くしてんじゃねぇよ。」
オトメゴコロの欠片も分かってなくて…
「もうっ!!ヤダっ!!」
「……はぁ、もういい。お前には頼まねぇ。遠藤…灰皿。」
「えっ…」
「あっ…はっ…はぁいっ!!」
あまりのショックで立ち竦むあたしからプイッと顔を背けるとフンッと鼻を鳴らした。
やっぱり…
先生は先生なんだね。
ちょっぴり偉そう…?
上から目線…?
まっ、まぁどっちでもいいんだけど…
俺サマちっくな態度も変わらない。
その、たまにしか見せてくれない素敵な笑顔も変わらない。
あたしの大好きな…
大きな手も変わらない。
………
どうしよう…
先生に頭ポンポンってされちゃった…。
先生に触れられたのって、あの日…
熱が出て、お姫様抱っこされた時以来で…
久しぶりだから…
顔が熱いよぅ…
ポンポンってされたのスゴく嬉しいのに…
うぅ…
こんな顔見られるのハズかしい…
あたしはバッと両手で顔を覆うと、その場に勢いよくしゃがみこんだ。
がっ、
「オイっ!!聞いてんのか?コーヒーと灰皿。」
先生はどこまでも“先生”で…
「ヤダッ!!見ないでぇっ!!」
「は?坂下…お前、頭大丈夫か?…ってか、大事な大事なお客様ほったらかして顔赤くしてんじゃねぇよ。」
オトメゴコロの欠片も分かってなくて…
「もうっ!!ヤダっ!!」
「……はぁ、もういい。お前には頼まねぇ。遠藤…灰皿。」
「えっ…」
「あっ…はっ…はぁいっ!!」
あまりのショックで立ち竦むあたしからプイッと顔を背けるとフンッと鼻を鳴らした。