意地悪だけど大好き
「……スキ」

「聞こえね」


絶対聞こえたのに
だけど、もっと大きく、


「好き…っ馬鹿」

「…一言多いんだよ」


蓮はまたキスをしてくれた

大好きで満たされるそんなキス



「蓮…ッ」

「…お前、そんな顔して、もっとやらしい事してほしいの?」

「///」


やっぱり意地悪

だけど、愛を感じるから

幸せ




「ほら、行くぞ」

蓮に連れられるまま、浜辺に向かった

海から出たあたし達を、ニヤニヤ見つめる四人の顔にとてつもなく恥ずかしい


.
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