もうあきらめない


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「検査の結果、異常ありません。」


体のあちこちを調べられた。


「そんなだっておかしいじゃないですか!あの子は生まれてから産声以外に泣きも笑いもしないんですよ!?それにあの目・・・」


母は訴えた。

母が言うには私は母に抱かれている時冷たい氷のような、この世のものでない目をしていたという。

その時は一瞬背筋がぞくっとしたが、気のせいだと思い込む事にした。


だか私に会いに行くといつも同じ目をしている。


母はそれを見てこれは異常だと思い、医師に精密な検査を頼んだのだ。



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