地球妖精族
「説明が難しい」
リュフトヒェンが口を挟んだ。
「俺もメテオラでもあるが、その前にバードソウルだから、メテオラではない。 メテオラだったら、もっとちゃんと跳べてたさ。 まあ、バードソウルで次元移動能力を失ってない者は相当珍しいし、俺とシルヴァンみたいなのは更に見たことがないけどね」
「リュフトヒェン、彼女が混乱するよ。 順当に説明していく他ないな」
「いやまったく。 しかし、新円の真逆が本当に存在していて、召喚されるフィユーが居たとは。 伝承もあなどれんな」
「メテオラたちは知ってたみたいだけどね」
「あの秘密主義の群れ!」
「別に秘密主義なんじゃなくて、彼らは誰にも言う必要がないだけなんだ。 だって、召喚されるフィユーを跳ばすのも、送り返すのも、メテオラたち以外にはできないわけだろう? ループスコープはどれもが元々、メテオラとその種族の個別契約の証だからね。 第一、中央13にあんなものがあったら、今頃戦争になってるよ。 だから知らなくていいんだ」
「今回たまたま、新円の真逆に召喚されたのが君たち、バードソウルでなければ、未だにあの世界の事は知られないままだったろうな・・・って、ああ悪いことをした」
ハンスが呆然としているトゥエンティに気付いて優しく言った。
「とりあえず、食事をしなさい。 おいおい説明していってあげるから。 それから君の身のふりかたを考え様じゃないか。 大丈夫だよ、この世界もフィユーには充分優しいところだからね」
リュフトヒェンが口を挟んだ。
「俺もメテオラでもあるが、その前にバードソウルだから、メテオラではない。 メテオラだったら、もっとちゃんと跳べてたさ。 まあ、バードソウルで次元移動能力を失ってない者は相当珍しいし、俺とシルヴァンみたいなのは更に見たことがないけどね」
「リュフトヒェン、彼女が混乱するよ。 順当に説明していく他ないな」
「いやまったく。 しかし、新円の真逆が本当に存在していて、召喚されるフィユーが居たとは。 伝承もあなどれんな」
「メテオラたちは知ってたみたいだけどね」
「あの秘密主義の群れ!」
「別に秘密主義なんじゃなくて、彼らは誰にも言う必要がないだけなんだ。 だって、召喚されるフィユーを跳ばすのも、送り返すのも、メテオラたち以外にはできないわけだろう? ループスコープはどれもが元々、メテオラとその種族の個別契約の証だからね。 第一、中央13にあんなものがあったら、今頃戦争になってるよ。 だから知らなくていいんだ」
「今回たまたま、新円の真逆に召喚されたのが君たち、バードソウルでなければ、未だにあの世界の事は知られないままだったろうな・・・って、ああ悪いことをした」
ハンスが呆然としているトゥエンティに気付いて優しく言った。
「とりあえず、食事をしなさい。 おいおい説明していってあげるから。 それから君の身のふりかたを考え様じゃないか。 大丈夫だよ、この世界もフィユーには充分優しいところだからね」