地球妖精族
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整然としたこの世界を中央13という。
夜空にも真昼にも天空遥かに見える巨大で美しい蒼の世界を中心とし、プラス方向に7、マイナス方向に8の世界が巡っている。それは天体、あるいは星とも呼ばれる。
中央13はその昔、ウォーターループ(水の輪)という次元を行き来する通路、すなわち門が開け放たれていた。だがある災厄を境にウォーターループは閉じられ、以来特殊な儀式や、ループストーンと呼ばれる特殊な魔石を用いなければ決して開くことが無くなった。唯一の例外はメテオラ(金星鳥)と呼ばれる次元の渡り鳥たちで、彼らは中央世界でのみ繁殖が出来る種であったが故に、災厄以後現在も繁殖期になると中央世界へと飛来する。そう彼らだけは例外だった。彼らメテオラは、ウォーターループの介在なしで次元を飛び越えることの出来る奇跡の翼を持っていたからだ。
その昔、ここは中央16世界だった。 しかしある時、プラス8ワールド【プラエテ】が消えうせた。文字通り消失したのだ。それはプラエテで発展していた超魔法の暴走の結果であるだとか、禁忌の門を開き自ら別次元に転移したからだとか色々な憶測が流れたが、今現在でも憶測の域を出ては居ない。プラス8ワールドプラエテの消失により、中央世界を未曾有の大災害が襲った。中央世界は世界と世界が互いにバランスを取り成り立っている世界でもあった。その為一つのバランスが欠いたことにより、更に大きなバランスを崩す事になってしまったのである。世界の存続すらも危うくなるほどの、それは大被害になってしまった。
整然としたこの世界を中央13という。
夜空にも真昼にも天空遥かに見える巨大で美しい蒼の世界を中心とし、プラス方向に7、マイナス方向に8の世界が巡っている。それは天体、あるいは星とも呼ばれる。
中央13はその昔、ウォーターループ(水の輪)という次元を行き来する通路、すなわち門が開け放たれていた。だがある災厄を境にウォーターループは閉じられ、以来特殊な儀式や、ループストーンと呼ばれる特殊な魔石を用いなければ決して開くことが無くなった。唯一の例外はメテオラ(金星鳥)と呼ばれる次元の渡り鳥たちで、彼らは中央世界でのみ繁殖が出来る種であったが故に、災厄以後現在も繁殖期になると中央世界へと飛来する。そう彼らだけは例外だった。彼らメテオラは、ウォーターループの介在なしで次元を飛び越えることの出来る奇跡の翼を持っていたからだ。
その昔、ここは中央16世界だった。 しかしある時、プラス8ワールド【プラエテ】が消えうせた。文字通り消失したのだ。それはプラエテで発展していた超魔法の暴走の結果であるだとか、禁忌の門を開き自ら別次元に転移したからだとか色々な憶測が流れたが、今現在でも憶測の域を出ては居ない。プラス8ワールドプラエテの消失により、中央世界を未曾有の大災害が襲った。中央世界は世界と世界が互いにバランスを取り成り立っている世界でもあった。その為一つのバランスが欠いたことにより、更に大きなバランスを崩す事になってしまったのである。世界の存続すらも危うくなるほどの、それは大被害になってしまった。