CHAT
「どうして!?あたし、こんなこと頼んでない!」

「瑠璃ちゃんじゃないよ…」

「じゃぁ誰よ!」


Kが耳元に口を近付ける。

そして信じられない名前を発した。


「…実ちゃん」


実ちゃん…?

そんなことがあるわけ…


「この前実ちゃんの誕生日だったろ?それで実ちゃんにプレゼンしたわけ」

「そんな…!」

「実ちゃん、何を望んだと思う?」

「……」

「瑠璃ちゃんが自分にしたことと同じことを仕返ししてだってさ」


だから同じ嫌がらせを受けたんだ。

実ちゃんもKを…

ってことは……
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