CHAT
「K…?誰だろ?」


アドレスを押すか押さないか考える。

窓ガラスに迷う自分が映る。

私はケータイに目線を下ろし、指を動かした。

するとインターネットにつながり、画面に『CHAT』と表示された。


「チャットをするのかな?」


私はドキドキしながらさっそくチャットをしてみた。


渚>こんばんは。


すぐに返事がきた。
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