CHAT
K>ごめんごめん、ちょっと考え事してて…


考え事?

なんだろ…


K>今度はしっかり寝ないといけないね。

渚>あ、うん!


Kは私に質問されないように、続けて書き込んだ。


K>じゃぁおやすみ。

渚>あ!待って!


強引にチャットを終わらそうとするKに、慌てて書き込む。


渚>Kさんが友達になってくれて本当によかって思ってるから!それだけ言っておきたくて…


Kからの返事がない。


「…もう寝ちゃったのかな?」


そう思って私もベッドに入った。

その夜はグッスリと眠れた。
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