CHAT
「あれ?木崎君どこかな?」


少しトイレに行っていると、木崎君がいなくなっていた。


「待ってるって言ってたのに…」


辺りを見回すと、道路を挟んだところに木崎君がいた。


「木崎君!」


私が手を振ると、振替えした。

そして左右を確認して道路を渡ってくる。

するといきなり車がスピードを出して走ってきた。


「木崎君!危ない!」


私は目を閉じた。

再び目を開けると、木崎君が道路に倒れていた。
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