CHAT
「本当は優しい人なのに…Kさん…!!」


Kが一瞬私を見た。

その瞬間に警察の人達がKを取り押さえる。


「止めろ!離せ!!」


もがくKの腕に誰かが手錠をかけた。

鈍い音が病室に響く。


「Kさん…!」


手錠をかけられると、Kの動きが弱まった。

諦めたようだった。
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