CHAT
K>分かった。


その一言を見て、目の前が明るくなったような気がした。


K>前みたいに玄関の前に置いとくよ。

良>K!本当に…本当にありがとう!!

K>自由に使うといいよ。


そして次の日の朝、玄関のドアを開けるとトランクケースが置いてあった。

中にはプレゼントと同額の、一億円が入っている。


「これさえあれば大丈夫だ…」


オレはそのトランクケースを持って病室に向かった。

重たさなんて少しも感じなかった。
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