キミのコトバ
その日の夜…
私はお風呂に入っていた。
―ポチャン―
私はゆっくり足を湯船に入れた。
やっぱり考えるのは和也がひとりで歩いていた理由……
あんまり気にしていないそぶりを桜にはしたけど、やっぱりすっごい気にしている自分がいた←
『なんで…なんかあったのかな?今日はたまたま…だったのかな』
きっとそうだと思った。
“今日だけ。偶然だっ”
と私はその時決めた。
『さっ!明日も会うぞっ』
と変な気合いを入れた佳楽…
明日も和也に会うことができるのか…?
―次の日の朝…―
私はチャリで学校へ向かっていた。
すると…
『よっ!』
と言ってきたのは…
『直輝…』
あの公園で見てしまってから話をしていなかった。
『しばらく話してなかったよな!』
『うん…』
私は顔が見れなくてずっとうつむいていた。
『なんかあったのか?』
と直輝は心配そうな顔を私に向ける…
『別に!何もないよ!!元気、元気っ☆』
と私は直輝に顔を向けた。
『やっとこっち見た。よしっ、先に行ってるぞ♪』
直輝はそういうとチャリを急がせた。