猫っかぶり彼氏。〜天然王子=俺様彼氏①〜



シオが唖然としている間にたくさん歩いたから、私は一人で旅館まで戻った。


シオに追い付かれたくない一心だったから、思ったより早く着いて、ブラウスは汗だく。


「はぁ……」


息が切れた。


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