猫っかぶり彼氏。〜天然王子=俺様彼氏①〜



「那智……?」


「足が……」

力が入らなくて。


「ダメ。」


シオの左手が私の腰に回され、私の体は引っ張りあげられる。


「まだ……離さない」


そしてまた、熱い口づけが交わされる。


頭はもう、正常に動かなくなっていた。



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