飴恋
第2章 再会
「み…あゆみ!!」

私は誰かの呼ぶ声ではっと我に返った。

目の前にはあの転校生がたっていた。

「な、なに?」
なんで私の名前知ってるの?と聞こうとした瞬間、その転校生に腕を引っ張られ、抱き締められた。

「え…」
私は体がこわばった。
夏休みのあの日から私は男が苦手だった。

派手な外見の人は特に。
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