飴恋
「だ、だれ?」
私は周りに聞こえないくらい小さな声で、隣の席のめぐみにきいた。
「誰って、川嶋健二くん。今自己紹介したばっかりじゃん!聞いてなかったの?」 と言いくすりと笑った。
川嶋健二(カワシマケンジ)その名前に聞き覚えがあった。
幼い頃に結婚の約束をしたあの男の子と同じ名前…。
あんな軽そうなやつがあの健二くんのハズないよね…
そう思いながらもただいまあの言葉が気になっていた。
しかし休み時間は人に囲まれて輪の中心にいる彼に確認する事ができないまま、
あっという間に放課後になった。
私は周りに聞こえないくらい小さな声で、隣の席のめぐみにきいた。
「誰って、川嶋健二くん。今自己紹介したばっかりじゃん!聞いてなかったの?」 と言いくすりと笑った。
川嶋健二(カワシマケンジ)その名前に聞き覚えがあった。
幼い頃に結婚の約束をしたあの男の子と同じ名前…。
あんな軽そうなやつがあの健二くんのハズないよね…
そう思いながらもただいまあの言葉が気になっていた。
しかし休み時間は人に囲まれて輪の中心にいる彼に確認する事ができないまま、
あっという間に放課後になった。