飴恋
私は声を失った…
足が震えた。立っているのもやっとだった。

「あゆみ?どうした?体調悪いのか?」
健二くんの優しい声に私は首をふる事しかできなかった。
弟のところにいかなきゃ…と思うのに体が動かなかった。
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