気付けば溺愛

結婚式

いつかは私も、愛する人とこんな披露宴を開きたい。

優しい瞳で新婦の実菜さんを見つめる慎也さんは、普段以上の格好良さで。
白いタキシードに包まれていてもちっとも負けていない。
逆に、綺麗な顔立ちが際立っている姿はまるで王子だ。

隣りに立って、お開きになった後の挨拶を入口でしている実菜さんは、愛されている女性がもつ自信と幸せに溢れていて、こちらもお姫様。
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