気付けば溺愛
「あいつの返事がどうであれ、そろそろ俺限界。惚れ過ぎてどうしようもない」
「……まぁ、彼女もお前に惚れてるしな」
「それは、そうなんだけどな。まぁ、こういう事は俺でも緊張するって」
な…何?
今話してたのって。
拓真。
プロポーズする彼女がいたって事?
この二年間近くにいたのに全然そんな事言ってなかったのに…。
私一人が拓真への想いを募らせて、どんどん好きになって。
拓真が言ってた
『惚れ過ぎて』
っていう状態になって。
じわじわと滲む涙で鼻の奥が痛くなる。
「……まぁ、彼女もお前に惚れてるしな」
「それは、そうなんだけどな。まぁ、こういう事は俺でも緊張するって」
な…何?
今話してたのって。
拓真。
プロポーズする彼女がいたって事?
この二年間近くにいたのに全然そんな事言ってなかったのに…。
私一人が拓真への想いを募らせて、どんどん好きになって。
拓真が言ってた
『惚れ過ぎて』
っていう状態になって。
じわじわと滲む涙で鼻の奥が痛くなる。