恋めぐり
かという私も彼の名前なんて知らないから、お相子なんだけどね。


このまま彼と言葉遊びをしてるべきじゃないと思ったから、帰ることにした。


ノートやペンを鞄につめるて久保田くんを残して屋上をでた。


電車でも帰りたくなかったから、徒歩で帰る。


横目に映る家にはクリスマスのイルミネーションが飾られていて、それだけで孤独感を刺激される。


耳にヘッドフォンをつけて、クリスマスと縁の無いような曲を聞いて早足で進む。
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