恋めぐり
「顔を覚えるのが苦手なんですか」


水谷さんは困ったなぁと首を傾げた。

困ったのはこっちも同じで、相手が分からなきゃこのゲームを進められない。

ただ死を待つだけになってしまう。

それは嫌。

「もう今月は学校も終わりで、冬休みにはいるので、1月から頑張ろうと思うので、ヒントみたいなものを考えて来て下さい」

「分かりました。神様に相談してきます」
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