1+2=

「はい。じゃあ俺が連れて……。」


「いや、いいわ。鷲飛は残って。貴方、隣りの部屋に一人で行けるわよね?」


「はっはい!」


「なら行ってちょうだい。」


社長が言うと、また吃りながら珠麗愛ちゃんが出て行った。


「ちょっと、鷲飛。本当にあの子でいいの?」


「ええ。あの子は、進化しますよ。」


間違いない。


珠麗愛ちゃんは、最高の“モデル”になる。



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