1+2=

そう言い、珠麗愛はまた吃った。


「……今から真直ぐ、家に帰るのか?」


「はっはい。」


「……もう暗いし…送ってく。」


…………え?


俺、何言ってんだ?


「いっいえ!そんなご迷惑を!」


ご迷惑?


「全然!迷惑なんかじゃねーよ……あーっ!!ほら、行くぞ!」


俺はそう言って、珠麗愛の腕を引っ張ってエレベーターに乗り込んだ。



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