蓮ーRenー
あれから一週間

私はバイトを休み原宿へ向かった。
なぜか今日は紫葵さんに会える気がしたから。

ハンカチを入れたクロミの袋を持ち改札口を出た。

「紫葵さん…神宮橋にいるかな?」

そう言い
私は坂を登り表参道口の駅へ向かった。


神宮橋につき辺りを見渡す。
だけど紫葵さんらしい人はいなかった

「あー…せっかく来たのに…」

そうなぎすて帰ろうとしたとき

「准丞さん?」

誰かに呼ばれた
多分友達だろうと思いすごい不機嫌な顔で振り向いた

だが友達じゃなく

「あ…紫葵さん…?」

「はい!よかった当たってて」

紫葵さんが立っていた。

だが今日は一人なのか周りに友達がいない。

「あ、今日お一人ですか?」

「はい…友達と約束してたんですがドタキャンされちゃいまして…准丞さんも一人ですか?」

「はい、今日これ届けにきただけなので」

私はそう言いながらハンカチが入ってる袋を紫葵さんに渡した。

「あ、すみません。わざわざ」

「いや、こちらこそありがとうございました」

「あー…マック、行きません?」

「あ、はいっ!」

そして私達はマックへ向かった。
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