ヒメ恋~Eternal Love~
キィィーー


里海の部屋の扉を海里に開けてもらい、あたしはゆっくりベッドに近づいた。


そのままゆっくり里海をベッドに寝かして布団をかける。


「可愛い寝顔だな…」


「海里そっくりでしょ」


「そうか…?」


「うん…あたし…いつも里海を寝かしつける時、この子の寝顔を見て…

海里のこと思い出して……会いたくなってた…」


その瞬間、海里があたしの体をグイッと自分に引き寄せて…

広い胸であたしを抱きしめてくれた。


「美海……」


「…っ、こうやって…
抱きしめて…ほしかっ…た…っーー!!」


最後は色んな感情が溢れてきて…


言葉にならなかった。


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