イケメン学園
確かに。
思わず、納得。署名じゃなかったら絶対・・・
「印鑑でしょー!?印鑑なんて盗めば誰でも勝手にできるしー?100均でだって、買えるんですー!」
・・・なんていって、暴れそうだ。
てか、お母さん。あなたなんで、そんな重要なこと当の本人に黙ってたんですか。
『あら~だってそのほうがおもしろいじゃな~い♪』
・・・そういうお母さんの姿が、容易に想像できてしまった。
はあ。だからあのとき、あんなにテンションが高かったのか。そんで昨日帰ってきたときも、いろいろ聞いてきたわけね。・・・シカトしたけど。
「はあ」
一気にほとんどの謎が解けて、疲労困憊。一気に4歳くらい年取った気がする。
「キミがここにいる理由、わかってくれました?」
むかつくくらいの笑顔で、修二が言う。
「・・・不本意ながら」
私の生活・・・今までと180度一転しそうな予感・・・。
これから、どうなるの、私!?