イケメン学園


「きみさー生徒会入っちゃったわけ?」



「ん?」



どこか遠い方を見ていた美形くん・・・もとい修二が不意に話しかけた。


なんだ、黄昏ってる?


てか生徒会って・・・あの?


「そう、あの」


いつもながらに心を読んでくる修二には、なんか超能力でもあるんじゃないかと、ちょっと興味が湧いてきた。



「んー、どうだろ?入りたくはないけど、なんか強制されそうな予感がする。ほら、朝いつも誘拐されるみたいに?もうホント、あれは勘弁してほしいよー」



ほんとに、やめてほしい。『またアトで』、しょーりさんにちゃんと抗議してみようか。・・・また軽くあしらわれるのだろうか。



< 31 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop