イケメン学園


・・・で、目が覚めたら、体が縮んでしまっていた!!


・・・なーんてことはなく、右も左も上も下も、イケメンばっかりで異様にキラっキラしたところにいるわけです。



「なんなのよ・・・ココは」



今日だけでこの言葉を何回言ったか、わかんない。でもそれくらいいっぱい言ってるってこと。


なのに、誰も声をかけて、助けようとはしてくれない。



ここは、薄情ものの集まりかっ!まったく!


助けてくれないばかりか、無駄にキラッキラした広ーい場所に、ひとりでぽつーんと立っている私を見て、コソコソと言っている声も聞こえる。



プラス、まるでツチノコでも見たみたいに、ものめずらしそうな目で見てる。


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