猫とうさぎとアリスと女王
シーナのシャツは大きくて、私が着るとまるで丈の短いワンピースのようになってしまいます。
けれど下にはドロワーズも無く下着が一枚だけ。私は恥ずかしくなって毛布を手繰り寄せました。
シーナはそれをクスクス笑いながら見ています。
シーナはいつも通りパンツにシャツ。
けれどそのシャツのボタンが開いていて、胸元は大きくはだけています。
それに気付き、私は視線を何処に向けたらいいのかわからなくなってしまいました。
だって男性の裸なんて見たことがありませんもの。
例え上半身だけだとしても恥ずかしいことには変わりはありません。
「マコってさ、結構大人っぽい体つきしてるよね。」
「は!?」
「なんか顔が童顔だから体も子どもみたいなんじゃないかって錯覚してたけど、意外と胸もあるし、くびれてるし。」
私はそれを聞いて真っ赤になってしまいました。男性にそんなことを言われたのは初めてです。
なんだか体を嘗め回すように見られた気がしてなりません。私は毛布で体をすっぽりと覆い隠しました。
「そんなに警戒しないでよ。」
シーナはまた笑って言います。
本人はからかっているだけなのでしょうが、私は恥ずかしくて仕方が無いのです!
なんだか今日のシーナは変・・・。
「マコはさ、僕とキスしたいとか思わないわけ?」
「お、思わないことも無いですけれど・・・。」
「もっと触って欲しいとかさ、セックスしたいとかさ。」
「セッ・・・!!!そんな卑猥な言葉、簡単に口に出さないで下さい!」
「可愛い、マコ。顔真っ赤じゃん。」
シーナは段々と私ににじり寄ってきます。
すると私を後ろから抱きしめ、そのまま体勢を崩させます。
「シ、シーナ?」
「ん・・・。ちょっとだけでいいから、このままでいさせて。」
この体勢、明らかにおかしいですわよ?
四つ這いのような姿勢の私を、シーナが後ろから抱きしめるような。
まるで猫のよう。
けれど暖かくて、恥ずかしいけれどほんの少し気持ちがいいような気がします。
「マコ、結婚式一緒に来て。僕一人じゃやっぱり怖いから・・・。」
シーナは私の耳元でそう囁きました。
けれど下にはドロワーズも無く下着が一枚だけ。私は恥ずかしくなって毛布を手繰り寄せました。
シーナはそれをクスクス笑いながら見ています。
シーナはいつも通りパンツにシャツ。
けれどそのシャツのボタンが開いていて、胸元は大きくはだけています。
それに気付き、私は視線を何処に向けたらいいのかわからなくなってしまいました。
だって男性の裸なんて見たことがありませんもの。
例え上半身だけだとしても恥ずかしいことには変わりはありません。
「マコってさ、結構大人っぽい体つきしてるよね。」
「は!?」
「なんか顔が童顔だから体も子どもみたいなんじゃないかって錯覚してたけど、意外と胸もあるし、くびれてるし。」
私はそれを聞いて真っ赤になってしまいました。男性にそんなことを言われたのは初めてです。
なんだか体を嘗め回すように見られた気がしてなりません。私は毛布で体をすっぽりと覆い隠しました。
「そんなに警戒しないでよ。」
シーナはまた笑って言います。
本人はからかっているだけなのでしょうが、私は恥ずかしくて仕方が無いのです!
なんだか今日のシーナは変・・・。
「マコはさ、僕とキスしたいとか思わないわけ?」
「お、思わないことも無いですけれど・・・。」
「もっと触って欲しいとかさ、セックスしたいとかさ。」
「セッ・・・!!!そんな卑猥な言葉、簡単に口に出さないで下さい!」
「可愛い、マコ。顔真っ赤じゃん。」
シーナは段々と私ににじり寄ってきます。
すると私を後ろから抱きしめ、そのまま体勢を崩させます。
「シ、シーナ?」
「ん・・・。ちょっとだけでいいから、このままでいさせて。」
この体勢、明らかにおかしいですわよ?
四つ這いのような姿勢の私を、シーナが後ろから抱きしめるような。
まるで猫のよう。
けれど暖かくて、恥ずかしいけれどほんの少し気持ちがいいような気がします。
「マコ、結婚式一緒に来て。僕一人じゃやっぱり怖いから・・・。」
シーナは私の耳元でそう囁きました。