猫とうさぎとアリスと女王
ⅩⅩⅣ 待ってはくれない時計うさぎ
本日はお祝いの日。
私はサボと別れた後にすぐにイオの家に行き、それまでのことをこと細かに全て話しました。
サボがお医者様を目指すこと。
お父様と仲直りをしたこと。
ドラッグをやめること。
そうして今、私は学校の図書館のいつもの場所で待っています。
お決まりの場所。
まずイオとシーナに“集合”のメールを送りました。
そろそろ来るはずなのですが・・・。
「あれ?マコ一人?」
最初に現れたのはシーナ。
そしてその後すぐにイオも来ました。
「さ、二人ともこれを持って下さい。」
渡したのはパーティ用のクラッカー。
そうして遅れてサボに“集合”のメールを打ちます。
「成る程。マコも可愛いことするじゃない。」
イオが笑って言いました。
なんだかからかわれたようで恥ずかしいです。
そんな私を見て、シーナは微笑んでいました。
「よろしいですか?ドアが開いたらクラッカーを鳴らして下さいね。」
私たちはドアに向かってクラッカーを構えました。
私はサボと別れた後にすぐにイオの家に行き、それまでのことをこと細かに全て話しました。
サボがお医者様を目指すこと。
お父様と仲直りをしたこと。
ドラッグをやめること。
そうして今、私は学校の図書館のいつもの場所で待っています。
お決まりの場所。
まずイオとシーナに“集合”のメールを送りました。
そろそろ来るはずなのですが・・・。
「あれ?マコ一人?」
最初に現れたのはシーナ。
そしてその後すぐにイオも来ました。
「さ、二人ともこれを持って下さい。」
渡したのはパーティ用のクラッカー。
そうして遅れてサボに“集合”のメールを打ちます。
「成る程。マコも可愛いことするじゃない。」
イオが笑って言いました。
なんだかからかわれたようで恥ずかしいです。
そんな私を見て、シーナは微笑んでいました。
「よろしいですか?ドアが開いたらクラッカーを鳴らして下さいね。」
私たちはドアに向かってクラッカーを構えました。