素直になれたら☆初恋相手ゎ塾の先生
ピンク色のシャーペン
『行ってきまぁす』
『行ってらっしゃい!!頑張ってね』
私、三浦 愛瑠(ミウラ アイル)。
15歳。
ごくごく普通の中学3年生。
ただいまの時刻ゎ、PM8時。これから、どいこへ向かうかというと・・・。
``ウィーン``
『こんにちは』
『こんにちはー』
個別の塾。
黒板に貼ってある紙を見て、自分の名前を探す。
あった!!・・・・やったぁ、咲田先生だぁっ
そして、私ゎ18番と書いてある席に座った。
『愛ちゃんこんちはッ』
『どもっ』
『ちゃんと宿題やってきたよねー?』
『・・・・・テヘへ』
『はぁっ・・・もう、何で忘れるかなぁ??』
『なんちゃって!!もちろん、ちゃんとやってきましたよぉ』
『・・・・ウソかいっ!でも、まぁ、ちゃんとやってきたからね、ウン』
そう言って先生ゎ、私の頭の上に手をおいて軽く``ポンポン``とした。
『よくできました!』
このときがスキ。
いつも、やってくれるの。
顔が真っ赤になってると思う。
心の中と頭の中がいっぱいいっぱいになる。
言葉が出なくなる。
だって
だって
いつからか分からないけど
私ゎ・・・
咲田先生が
うんう
咲田 翼 という一人の男の人として
好きになってしまったのだから