アタシのこと、スキ?
『てかさ、瑠梨は、オレと他のヤツらと、
着信音って同じなわけ?』
『へ?』
着信音・・・?
『だってさ、もしオレと他のヤツと着信音変えてたら、「誰ですかぁ」なんて聞かなくてもわかるはずだもんなぁー』
海は「誰ですかぁ」とアタシのモノマネをしながら言う。
『着信音って変えるモノなの?』
『変えるモノってゆーか、でもオレは瑠梨の着信音ちゃんとあるぜ。
恋人どーしならフツー変えんじゃね?
グループも変えてあるし』
『あの、グループって?』
アタシは頭に浮かんだ疑問をそのまま口にする。
『瑠梨さん?』
『はい?』
『あなたは機会オンチですか?』
海の呆れたような声が、
でも面白がっているようにも聞こえる声が、
ケータイの向こうから聞こえる。
・・・・・・・・・・アタシは機会オンチみたいです。
『そーかも・・・・』
『かもじゃなくて、そーなんだ』
そして、電話の向こうの笑い声がおさまった。
『瑠梨ってホント面白いなー
ぜってぇ別れたくねぇー』
『ぜったい別れないからね!』
『おう!一生オレについてこい!』
『一生ついていきます!』
そんな幸せな会話をしていたね。
着信音って同じなわけ?』
『へ?』
着信音・・・?
『だってさ、もしオレと他のヤツと着信音変えてたら、「誰ですかぁ」なんて聞かなくてもわかるはずだもんなぁー』
海は「誰ですかぁ」とアタシのモノマネをしながら言う。
『着信音って変えるモノなの?』
『変えるモノってゆーか、でもオレは瑠梨の着信音ちゃんとあるぜ。
恋人どーしならフツー変えんじゃね?
グループも変えてあるし』
『あの、グループって?』
アタシは頭に浮かんだ疑問をそのまま口にする。
『瑠梨さん?』
『はい?』
『あなたは機会オンチですか?』
海の呆れたような声が、
でも面白がっているようにも聞こえる声が、
ケータイの向こうから聞こえる。
・・・・・・・・・・アタシは機会オンチみたいです。
『そーかも・・・・』
『かもじゃなくて、そーなんだ』
そして、電話の向こうの笑い声がおさまった。
『瑠梨ってホント面白いなー
ぜってぇ別れたくねぇー』
『ぜったい別れないからね!』
『おう!一生オレについてこい!』
『一生ついていきます!』
そんな幸せな会話をしていたね。