アタシのこと、スキ?
そうでも、そうじゃなくても、

これだけは信じてね?

アタシは、海のすべてがスキだったよ。


「ねぇ、瑠梨。どーゆうことかなぁ?」

次の日、中休みに話しかけてきた、

なんかものすごく怖いオーラ出しまくりの可菜。

「なにぃ?なにがあったのぉ?」

それに興味を持ったらしい愛叶音。

でも、なにを尋ねられているのかわからないアタシ。

「可菜・・・怖いよ?」

「怖くしたのは誰かな~?」

・・・・黒いオーラが見えたのは・・・

「可菜・・・黒ぉいオーラがぁぁ・・・」

アタシだけじゃなかったみたい・・・

「な、なにをそんなに怒っているの・・・でしょうか?」

思わず敬語になってしまう。

「その黒ぉいオーラの真相はぁ・・・・なんですか?」

同じく敬語になる愛叶音。

「愛叶音?なにもこの子から聞いてないの?」

「あたしはなにも・・」

可菜、その顔彼氏に見られたら多分フラれちゃうよぉ・・・



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