アタシのこと、スキ?
「友達ってゆーか、

ん~~~。もーいいや!

皆には絶対に秘密だよ?」

「うん」

「オッケェ~~♪♪」

可菜は小さな声で話し始めた。

可菜の顔に耳を近づける愛叶音とアタシ。

「私の彼氏ね。

今二十一歳の大学生なんだけど」

「二十一歳って、七歳差?」

「うん」

アタシは驚いた。

七歳差・・・・

「で、その人ね。

名前、礼真ってゆーんだけど、

苗字が、晴音ってゆーの」

「「えっ?」」

二人の声が重なる。

・・・・・ってことは?

「えへへっ

あの晴音くんのお兄さんなんだー♪♪」

「「うっそーー!」」

また二人の声が重なった。

こんなときに出てくる言葉は一緒なんだ・・・。

「ホント」






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