アタシのこと、スキ?
ガチャ……
「おはよーー」
「はよ」
いつもの朝。いつもの登校。いつもの笑顔……
やっぱりアタシ、幸せ者だね。
「オレな、七こ上の兄貴がいんだ。
今一緒に暮らしてんだけどさ、
今度、お前んこと紹介してぇんだけど」
「?………紹介?なんで?」
「瑠梨ってホントバカだよなー!
彼女だからに決まってんじゃん」
“彼女”……
もう付き合って一ヶ月も経つのに、
まだ慣れてないや……
「………うん!」
瑠梨は、幸せそうに笑って言った。
その笑顔を、ずっと見ていたいと思った。
壊したくないと思うのに、
不安が、だんだん大きくなっていく。
誰かこの込み上げてくる不安を、
消してはくれないだろうか。
「おはよーー」
「はよ」
いつもの朝。いつもの登校。いつもの笑顔……
やっぱりアタシ、幸せ者だね。
「オレな、七こ上の兄貴がいんだ。
今一緒に暮らしてんだけどさ、
今度、お前んこと紹介してぇんだけど」
「?………紹介?なんで?」
「瑠梨ってホントバカだよなー!
彼女だからに決まってんじゃん」
“彼女”……
もう付き合って一ヶ月も経つのに、
まだ慣れてないや……
「………うん!」
瑠梨は、幸せそうに笑って言った。
その笑顔を、ずっと見ていたいと思った。
壊したくないと思うのに、
不安が、だんだん大きくなっていく。
誰かこの込み上げてくる不安を、
消してはくれないだろうか。