アタシのこと、スキ?
―土曜日―
愛叶音と可菜には、今日初デートがあることは報告しなかった。
もしかしたら、ついてくるかもしれないから。
集合場所は、アタシの家の前。
海が「迎えに行く」ときかなかった。
なんだか優しいお父さんみたい。
昨日の夜から悩んで悩んだ服を着る。
でもハリキリすぎないように控えめの服にした。
髪は、クセっ毛があんまり目立たないようにサイドに結んで、
それじゃ子供っぽいから、黒とうす~いピンクのワンピース。
鞄にはお弁当も入れてあるので、編みこみの鞄。
昔から料理は得意分野だったから簡単にできた。
お母さんにバレないように、夜中に作った。
見事にバレずにすんだ。
十時・・・
「いってきまーす!」
「どこ行くの~?」
「みんなで買い物!」
ってお母さんには嘘ついた。
これくらい、許してね。
でも、おそろいとか買うから嘘ではないか・・・・
うん嘘じゃない!
自分に言い聞かせた。
愛叶音と可菜には、今日初デートがあることは報告しなかった。
もしかしたら、ついてくるかもしれないから。
集合場所は、アタシの家の前。
海が「迎えに行く」ときかなかった。
なんだか優しいお父さんみたい。
昨日の夜から悩んで悩んだ服を着る。
でもハリキリすぎないように控えめの服にした。
髪は、クセっ毛があんまり目立たないようにサイドに結んで、
それじゃ子供っぽいから、黒とうす~いピンクのワンピース。
鞄にはお弁当も入れてあるので、編みこみの鞄。
昔から料理は得意分野だったから簡単にできた。
お母さんにバレないように、夜中に作った。
見事にバレずにすんだ。
十時・・・
「いってきまーす!」
「どこ行くの~?」
「みんなで買い物!」
ってお母さんには嘘ついた。
これくらい、許してね。
でも、おそろいとか買うから嘘ではないか・・・・
うん嘘じゃない!
自分に言い聞かせた。