イケメン男子3人組と普通女子高生の恋物語(仮)
「でも、その前に髪を綺麗にしなきゃ」
「僕髪切るのうまいから僕やる!」
そういって芽衣君がハサミを持って素早い手つきで切り出した
「出来た!」
「うわー……、凄い綺麗」
長い前髪で隠れてた顔が正体を明かした
長い睫毛にぷっくりな唇に整った鼻
なんでこんな人がイジメられるの?!
「そ、そんな見ないで……」
「夏紀より綺麗で可愛いな」
彰君が言った
どうせ私は可愛いくないし綺麗じゃないもん
私が頬っぺたを膨らましいじけてたら彰君が私に言ってきた
「嘘だから。それぐらいでいじけんなよ」
「いじけてなんかないし!」
「そこうるさい!」
芽衣君が怒った
「ごめんなさい……」
今は小梅さんの事なんだから!!