バツ1.OL。〜ターゲットは社長サン〜
「…何で逃げるんだよ…。」
尚人の言葉一つ一つがあたしを熱くさせていく。
「だ、だって……。尚人…あたしがバツ1って知ったら………。」
「知ったら??引くとでも思った??」
え…??
「何とも思わないの…??」
すると尚人はフッと笑ってこう言った。
「そりゃ誰にでも付き合って別れた経験はあるだろ??過去とか…そんなのじゃなくて…大切なのは今なんだからよ。」
尚人…。
「俺…さ…
いつの間にか…お前のこと好きになってた。
バツ1だとか…そんなの関係ねぇ。
俺はお前が好きなんだ。」