バツ1.OL。〜ターゲットは社長サン〜
「……っ!?」
陽菜は一瞬ビクッとしてあたしを見た。
「話…あるんだけど…。」
「……っ…。」
陽菜は何も言わず、泣きそうな顔で俯いた。
「あたし…陽菜にひどいこといっぱいした。
謝っても許してくれないかもしれない…。
でも…これだけは言っておきたくて…。
陽菜…本当にごめんっ…!!」
陽菜は頭を下げるあたしを呆然と見ていた。
「…綾子…。」
陽菜は一瞬戸惑ってこう言った。
「…っ何……今更…。」